今、習慣にしたいことはありますか?
習慣にするまでには、時間がかかるものです。平均して66日かかるともいわれています。習慣にしたいと取り組んでも、なかなか習慣にすることができず、挫折してしまう時もあるでしょう。しかし、自分の興味関心が高い事柄では、続く可能性が高いです。
この記事では、やりたいことのランキングから習慣にしたいことを考えて紹介しています。何から習慣にしていけばいいか迷っている方の参考になれば幸いです。
習慣にしたいことランキング
「習慣にしたいこと」は、「今やってみたいこと」や「過去にやってみたかったこと」を達成するための行動です。それは、あなたにとってどんな行動でしょうか?
早寝早起きでしょうか?運動でしょうか?3食しっかり食べることでしょうか?過去に行ってみて、習慣にできた人もできなかった人もいると思います。
他のみんなはどんなことを習慣にしようと思っているのでしょうか?いくつか紹介します。
WEBメディアmacaroniが行った「新年度にやりたいことランキング」は下記です。
- 貯金
- ダイエット
- 勉強
- 生活習慣の改善
- 断捨離
エーテンラボ株式会社の2024年の調査結果は下記です。
- 早寝・早起き
- 筋トレ
- 睡眠改善
- ウォーキング
- ダイエット
参考:2024年から習慣化したいことランキング第1位は「早寝・早起き」
このようにさまざまなニーズがあることが分かります。
習慣化は意図するほど簡単ではありません。うまく習慣化できるように手助けしてくれるアプリやサービスも数多くあります。
Zoomでつないだメンバーと一緒に、習慣化したい行動を定期的に行うHabiteeもオススメです。
以下では、例として、それぞれの目標を達成するために習慣にしたいことを紹介していきます。
貯金をするために習慣にしたいこと3選
貯金を続けるためには、お金が貯まるようにシステム化する必要があります。そのためには「貯まっていくシステムを考えること」と「出ていくお金を少なくすること」が必要です。それを以下で紹介します。
1ヶ月の生活費を決めて生活する
貯金を続けたい方は、無理のない範囲で1ヶ月の生活費を決めて生活してみましょう。
収入の残りを全額貯金すれば、自ずとお金は貯まっていきます。慣れるまでは、ある種のゲームだと思って行うと面白くなるでしょう。
そのためにも、1ヶ月の生活費を知るところから始めてみて下さい。計算してみると、思った以上にかかっていたなんてこともあると思います。私も自分が思っていた以上に生活費がかかっていて驚きました。貯金ができていなかった理由も分かると思います。
家計簿をつける
次に、習慣にするといいのは、家計簿をつけることです。
家計簿をつけることで、何に使っているのかを把握できます。また、買う際の意識も変わるためおすすめです。買う必要性や金額を気にして買うようになります。マネーフォワードなどの家計簿アプリは、気軽に始められるため習慣化しやすいでしょう。
定期的に支出を見直す
上記の2つを始めたら、定期的に支出の金額も内容も見直すようにしましょう。
給料日に見直すなど、見直す日を決めると習慣化しやすいため、おすすめです。見直すことで、自分の生活パターン・行動パターン・思考などが分かってきます。余裕がうまれたら、1ヶ月で決めた生活費も変えていきましょう。
ダイエットをするために習慣にしたいこと3選
ダイエットは、食べる量を少なくするか、食べた以上にカロリーを消費すれば痩せます。それを習慣にできれば、確実に痩せていくわけです。以下で、ダイエットのために習慣にしたいことを紹介します。
目標体重と期間を決める
まずは、目指す体重と期間を決め、目標をはっきりとさせましょう。
その際に、1ヶ月でどのくらい痩せればいいのかまで計算してみてください。より具体的な数値にすることで、曖昧さがなくなるため、ダイエットするための行動も考えやすくなります。
例えば「6ヶ月で6㎏痩せたい」場合、1ヶ月で1kg痩せればいいわけです。こう考えると達成できる気が湧き、体重計にのる気持ちも軽くなるでしょう。
なるべく体を動かす
ダイエットを行う上で避けて通れないのが、体を動かす習慣です。
ランニング・筋トレ・ウォーキングなど特定の運動に決めて行ってもいいですが、日常生活での運動量を増やすと継続もしやすくなります。
例えば、電車通勤の方は1駅分歩いたり、自転車を使ったりすると、自ずと運動量が増えるでしょう。運動の時間を改めて作るより、日常生活での行動を少し変えるだけでカロリー消費量も上がります。
日常生活に落とし込めると、より習慣化しやすくなるため、ダイエットも達成しやすくなるでしょう。
チートデイを作る
ダイエットを続けるために大事なのは、チートデイを作ることです。食べる量を減らすダイエットは、とてつもない意志の力を必要とします。そのため、チートデイを設けることで、続けるためのモチベーションも湧きやすくなります。
また、体はある程度の期間、摂取カロリーが減ると、体が飢餓状態に入ったと錯覚するようです。そうすると、得たカロリーを消費しなくなります。代謝効率を下げ、蓄えるモードになるため、より痩せづらくなるでしょう。2週間に1度くらいの頻度でチートデイを設けることで代謝の状態も解消されるといわれています。
ダイエットについては、以下の記事で詳しく紹介しています。そちらの記事も参考にしてください。
勉強をするために習慣にしたいこと3選
勉強を習慣にできると、収入アップやダイエットにも繋がります。学生の頃の勉強と捉えず、資格取得や興味関心のある読書など範囲を広げて考えてみてください。
1日の最低限のノルマを決める
どんなに忙しくてもできるノルマを決めましょう。
例えば「1日1ページ読む」「1日1問解く」などであれば、どんなに忙しい日でもできます。やり始めの頃は、物足りないくらいのレベルで十分です。最低限のノルマに慣れてきたら、徐々に量を増やしていくと勉強自体が習慣になっています。
決めた時間に決めた場所で行う
資格やスキルアップの勉強などは、気分がのらない時もでてくると思います。どんな時でも行えるように、行う場所と時間を決めて、予定に組み入れてください。
「20時から近くのカフェで問題集を解く」「7時にリビングで英会話のレッスンを受ける」のように時間と場所を決めると、脳も体も習慣化されやすくなります。
インプットしたらアウトプットする
何かを学んだらアウトプットするのがおすすめです。
アウトプットすることで、学習効率があがり学ぶこと自体が楽しくなります。楽しくなることで、学ぶこともアウトプットすることも習慣化される流れです。
アウトプットは、SNSやブログなどで行えるでしょう。抵抗がある方は、学んだことを身近な人に伝えるだけでもアウトプットになります。社会人のサークルや発表の場がある習い事なども向いているかもしれません。
習慣にしたいことを始めよう!
ここまで、貯金・ダイエット・勉強のために習慣にしたいことを紹介してきました。
気になる習慣はありましたか?習慣にしたいことは、目的があるからこそ湧いてくるものです。現状を知り、目的のためにとる行動を習慣にすることで、目標達成に近づきます。
「習慣にしたいこと」を続けると、人生が豊かなものになっていくでしょう。習慣にしたいことがある方は、なるべく早く始めましょう。