「英語学習を習慣化したい」と意気込んだものの1週間もせずに挫折してしまったという人もいると思います。
英語学習などは気持ちがのっている時に始めやすいのが特徴です。しかし、忙しくて時間が取れなかったり疲れて気分がのらなかったりとすぐに終わってしまう行動でもあります。
この記事では、英語学習を習慣化できない理由と習慣化させるコツを9つ紹介します。英語学習を始めようと思っている方や英語学習に挫折してしまった方は参考にしてください。
また、習慣化のコツをまとめた以下の「習慣化に必要な期間は?実験から学ぶ習慣化のコツと方法」もあわせて読むと習慣化が促されます。
英語学習を習慣化できない理由
英語学習を習慣化しようと頑張った方も多いでしょう。しかし、習慣化しなかったといった英語学習を習慣化できない理由を紹介します。ご自身の経験と重ね、続かなかった原因を知り、次の機会に活かしてください。
やる気に左右されるため
やる気に頼ると、英語学習は習慣化されづらいです。
やる気は、行動すると出てくるもののため、行動してこそ感じられます。そのため、やる気を待っていてもやる気はでてきません。この事を知らないとやる気が出た時には勉強するが、やる気が出ないとやらないという事になります。
まずは、やる気に頼る考え方を変えるところから始めましょう。
目標や行動が曖昧なため
英語学習を習慣化できない理由の1つに、目標や行動が曖昧な点が挙げられます。
曖昧な点が多いと、行動に移しづらく行動も定着しません。仮に「英語学習をする」という目標をたてたとします。英語学習は何を行いますか?何から始めればいいのだろうと戸惑ったと思います。この戸惑いや悩みが習慣化を阻む原因です。
なるべく悩まないよう目標と行動を具体的に考えてみましょう。
学習する時間がないため
英語学習を始めたいのに、忙しくて学習する時間がなくては行えません。
新しいことを始める場合、やめること・諦めることも考えましょう。やりたい事でスケジュールがびっしりでは、新しい予定は入れられません。入れるためには、空ける必要があります。
すきま時間を活用して行うのも1つの手です。やる・やらないの取捨選択をして、時間を作るようにしましょう。
英語学習を習慣化させるコツ
英語学習を習慣化させるのにもコツがあります。コツを知れば、英語学習の習慣化に近づくでしょう。
英語学習の重要度を考える
英語学習を習慣化させたい方は、英語学習の重要度を考えてください。重要度は、中長期で考えた際に必要なことかどうかで考えると分かりやすいです。
重要度が低いのであれば、今すぐに行わないほうがいいのかもしれません。重要度が低いと感じても、目標で緊急度を変えることができます。
例えば、最終目標を「海外で仕事ができるレベルの英語能力の習得」とします。この目標を達成するために「TOEIC500点」や「語学学校の進級」などのように設定すると、緊急度が上がるわけです。期限がある資格試験や期間を決めることで英語学習の習慣化を後押ししてくれます。
具体的な目標と行動を決める
英語学習を習慣化したい方は、具体的な目標をたてましょう。
「英語学習を頑張る」と「今度のTOEICで850点をとる」では、どちらの目標が分かりやすいでしょうか?おそらく、後者だと思います。なぜなら、具体的だからです。
目標を具体的に設定すると、行動も具体的に考えやすくなります。次のTOEICまでの期間までは数えれば分かりますし、それまでに行う行動もイメージしやすくなるはずです。この日までにテキストを終わらせるためには、1日5ページやる必要があるなど具体的な行動に落とし込んでください。
習慣化されている行動にプラスする
英語学習を習慣化させるコツは、既に習慣化されている行動にプラスする方法です。
例えば「家事をする時には、リスニングを行う」「通勤時には、アプリで勉強する」などのように取り入れてみてください。既にしている事柄や習慣化されている行動にひもづけると習慣化しやすくなります。
レッスンを受講する
英語学習を習慣化したい方は、レッスンを受けるのも1つの手です。
今では自宅で気軽に受けられるオンラインレッスンもたくさんあります。曜日や時間が決まっているレッスンであれば、その時間は強制的に英語学習の時間になるわけです。予習や復習をする時間も必要になってくると、英語学習がより習慣化しやすくなるでしょう。
忙しい方や続けられる自信がない方におすすめの方法です。試してみてください。
アプリで勉強する
英語勉強用のアプリを取り入れるのも、習慣化にはおすすめの方法です。
DuolingoやスタディサプリENGLISHなど、英語学習ができるアプリは増えています。スマートフォンがあれば、いつでもどこでも行えるため習慣化されやすいです。何から行おうか迷っている人は、気になっているアプリをダウンロードしてみてください。
続くような工夫がされているアプリが多いため、気付いたら習慣化になっていたなんてことも起こります。始めると楽しくなってくるでしょう。
日常生活に英語を取り入れる
日常生活の中に英語を取り入れることで、学習的な要素が減るため習慣化しやすくなります。
例えば「英語でニュースを聞く」「英語の記事を読む」「英語で日記を書く」などです。映画好きの方は「字幕で映画を見る」など、自分の興味関心が高いことと合わせると続きやすいでしょう。
周囲に宣言する
英語学習を習慣化したい方は、英語学習を始めることを仲間や同僚、家族などに伝えましょう。周囲に宣言して退路を断つのも1つの手です。
周囲に伝えることで、一緒に英語学習を始める仲間が出てくるかもしれません。また、応援や途中経過が話のネタになることもあります。SNSで宣言して、毎日の成果や進捗状況を報告するのも習慣化するには良い方法です。行いやすい方法で、英語学習をしていることを発信してみましょう。
英語を使う環境に身を置く
一番てっとり早い方法です。
日本に住んでいると難しいですが、留学やワーキングホリデイ、旅行などで英語圏に行くと自ずと英語の必要性が高くなります。長期間は難しい方でも、2泊3日など短期で行くことも可能です。
実際に足を運ぶことでモチベーションが上がり、ご自身の英語の課題もはっきりするでしょう。定期的に英語を使う環境に身を置くことで、モチベーションも維持しやすくなります。
英語を使う友達を作る
英語を使う友達を作るのも、英語学習を習慣化させるのにおすすめです。
日本にいると日本語しか使いません。漢字やことわざなどの勉強をした経験はあると思いますが、日本語を話すためや理解するために勉強した人は少ないと思います。勉強をしなくても日本語を話す環境にいるため、自ずと学んでいる状態になるのです。これを英語にも適用してみましょう。
外国人が集まるバーやパブに出かけて友達を作ると、英語学習も勝手に習慣化されます。
英語学習の習慣化を目指そう!
ここまで、英語学習が習慣化できない理由と習慣化させるコツを9つ紹介してきました。
英語学習に限らず、習慣化させるには時間がかかります。また、始めた当初はやる気やモチベーションが高いため、続けやすいです。3日坊主とも言われますが、3日坊主も繰り返せば、習慣になります。それくらい気軽な気持ちで始めましょう。
習慣化に自信がない方には「Habitee」がおすすめです。決められた時間にZoomを通して集まったメンバーと習慣にしたい行動を行います。英語学習も行えるため、気になる方は参加してみてください。