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習慣化が分かる本を7冊紹介!習慣を始める前や挫折しそうな時に読むのがおすすめ

習慣化しようと思っても、なかなか習慣化できずに困ったことはありませんか?

周囲に習慣化が得意な人や専門家がいればすぐに解決できますが、そんな簡単にみつかるものではありません。そういった時に便利なのが、本です。インターネット上にも色々な情報はありますが、専門家や経験者の考え方や方法を体系的に知れるのは本になります。

この記事では、習慣化におすすめの本を紹介します。なかなか習慣化できないと思った時には、これから紹介する本を参考にして習慣化を目指してください。

目次

習慣化におすすめの本7冊

以下で、習慣化におすすめの本を7冊紹介します。習慣化の後押しをしてくれる本が多いです。習慣を始める前や行き詰った時に読むと、ヒントをもらえます。

小さな習慣

できるだけ小さな行動を習慣化していくことのメリットが分かる本です。

日常生活の45%が習慣化された行動のようです。それは、ストレスがかかると習慣化された行動を無意識にとってしまう人間の特性であり、決断や変化に弱い脳の特性でもあります。やる気やモチベーションは、日々変わるものです。そのため、どんな時でも行えるくらい小さな行動にすることで、習慣化しやすくなります。

また、習慣化するためにも行動開始の合図を決めておくのが有効的です。本書では、時間ベースと行動ベースの合図をおすすめしています。規則正しい生活の方は時間ベースで、予定が柔軟な方は行動ベースで行うのがいいそうです。

モチベーションに頼りやすい人におすすめしたい内容になっています。

超習慣術

次は、メンタリストDaiGoさんの本です。

論文をもとに科学的根拠から習慣について書かれています。論文の内容をもとにご自身も習慣化の際に使った方法を紹介しているため、説得力のある内容です。

習慣化の方法として「20秒ルール」「マジックナンバー4」「if-thenプランニング」などが紹介されています。本書で意志の力が必要というのは、思い込みと説明されているのも印象的です。他にも、三日坊主にならない方法や悪い習慣をなくす方法なども紹介されています。気になる方法から取り入れてみると、少しずつ習慣化のコツが掴めてくるでしょう。

習慣化の方法を知りたい方におすすめの本です。

自分を変える習慣力

「自分を変える習慣力」では、潜在意識にアプローチして習慣化を目指す方法が紹介されています。

コーチングを行っている著者が、自らの経験やコーチングを通して得た知見から習慣化のステップや方法を学べる本です。仕事・身体・コミュニケーション・心の習慣についても理解がすすみます。

著者によると、1つのスイッチとなる行動を習慣化することで、悪い習慣も減り脳の構造まで変わっていくとのことです。また、習慣化に大切なのは潜在意識を味方につける事と述べています。潜在意識とは、表には出ていないが、心の中にある意識です。

習慣化には「知らない」「知っている」「できる」「やっている」の4つの段階があります。「できる」に達するまでにハードルがあり、知っていても行動しないと「できる」ようにはなりません。また、継続できないと「やっている」にも到達せずに終わってしまいます。

目標のたて方についても詳しく書かれているため、習慣化や目標のたて方に困ったら参考にしてください。

習慣化は自己肯定感が10割

こちらは、自己肯定感アカデミー代表の中島輝さんの本です。

タイトルにあるように習慣化には「自己肯定感」が関わっていると教えてくれます。自己肯定感が高いと行動も前向きになりやすいため、習慣化には自己肯定感が必要なのです。

三日坊主などで習慣化できなかった時には、自己肯定感は下がります。一方で、習慣化がうまくいっていると自己肯定感は高くなりやすいです。人間の行動の95%近くが無意識に行われているといわれています。そのため、無意識に行えるレベルまで落とし込むことで、習慣化に成功したといえるでしょう。

また、心理学のテクニックを使ったアプローチをしているため、実践しやすい方法が多いです。取り入れやすい方法を少しずつ試していくと、気付いた時には習慣化に近づいているでしょう。

30日で人生を変える「続ける」習慣

5冊目は、習慣化コンサルタントの古川武士さんの本です。

習慣には、行動習慣・身体習慣・思考習慣の3タイプがあり、それぞれのタイプで習慣化される日数が変わります。新しい行動は、イレギュラーに弱い脳にとっては大きな変化です。脳への抵抗が強い行動こそ、習慣化にも時間がかかります。そのためにも、続けられるための仕組み化が大事です。

本書では、続けるために12個の継続スイッチを紹介しています。ご褒美で自分を動かすアメ系と危機感をあおるムチ系に分かれており、ご自身に応じたカスタマイズが可能です。

例えば、アメ系では習慣後にご褒美を与える方法や褒めてもらうなどがあります。一方で、教材を購入するなどの投資をする方法や周囲に宣言する方法がムチ系です。

また、最後の章には習慣化に成功した例を紹介しています。具体的な対策方法も書かれているため、参考になる方は多いはずです。習慣を始める前に読んで、取り入れてみてください。

やり抜く自分に変わる 超習慣力

こちらは、南カリフォルニア大学心理学部の教授であるウェンディ・ウッドさんの本です。

ご自身の研究や調査などから習慣について書かれています。習慣化に大切なのは、環境や状況であることを教えてくれる1冊です。ついつい意志力や知識に頼りたくなりますが、無意味であることが分かります。

印象に残っているのは、アメリカで喫煙者を減らした方法です。アメリカで喫煙者が減ったのは、タバコ規制法によりタバコを吸える環境が変わったからだと説明しています。具体的には、タバコ税の値上げ・テレビCMや広告の減少・客が自由にタバコを手に取れない配置にするなどが功を奏したようです。意志や知識だけでは、習慣化した行動を変えづらいのがよく分かるでしょう。

他にも、マシュマロテストや野菜のキャンペーンなど具体的な話が多いため、楽しく読める内容となっています。詳しく習慣化について知りたい方におすすめの本です。

習慣超大全

次に紹介するのは、スタンフォード大学行動デザイン研究所創設者兼所長のBJ・フォッグさんの本です。習慣化の難しさや自身の経験から気付いた習慣化の方法を丁寧に解説されています。

行動=モチベーション・能力・きっかけ

上記は、著者が研究を重ねる中で考えた行動モデルです。この3つがそろうと行動になることを、著者自身の寄付やワークショップの参加者を例に説明されています。また、行動モデルに基づいた行動デザインの6ステップがあり、習慣を定着させたい方におすすめの方法です。

少し分厚い本ですが、例や図解が多いためスムーズに読めます。悪い習慣をやめたい人や周囲の方の習慣を変えたい方に向いている本です。

習慣化に悩んだら本の助けを借りよう!

ここまで、習慣化におすすめの本を7冊紹介しました。

続けることの難しさは誰もが経験して分かっていますが、続かない理由はやる気やモチベーションのせいにしがちです。どの本も習慣化できない理由と習慣化させるための方法を教えてくれます。習慣化しやすい方法を知っていれば、勉強も運動も続けられていたかもしれません。

習慣化は目標に近づくための方法です。まずは、気になった本を手に取る行動から始めてみてください。

最後に、習慣が途切れやすい方は「Habitee」を使ってみましょう。決まった時間にZoomで集まったメンバーが各々に習慣化したい事を行うサービスです。今回、気になった本を読むために活用してみるのもいいかもしれません。

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参考文献

スティーヴン・ガイズ 著/田口未和 訳(2017).『小さな習慣』.ダイヤモンド社.

メンタリストDaiGo(2019).『短期間で〝よい習慣〟が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術』.ゴマブックス.

三浦将(2015).『自分を変える習慣力』.クロスメディア・パブリッシング.

中島輝(2021).『習慣化は自己肯定感が10割』.Gakken.

古川武士(2018).『30日で人生を変える「続ける」習慣』.ゴマブックス.

ウェンディ・ウッド 著/花塚恵 訳(2022).『やり抜く自分に変わる 超習慣力』.ダイヤモンド社.

BJ・フォッグ(2021).『習慣超大全 スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法』.ダイヤモンド社.

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